コロナ禍である2021年4月期にスタートしたテレ東系『ソロ活女子のススメ』が今年4月、4年連続となる『ソロ活女子のススメ4』(4月3日スタート、テレ東系、毎週水曜深夜1:00~)として帰って来た。

すでに春の年中行事と言っても過言ではない『ソロ活女子のススメ』。シーズン4がスタートするタイミングで、江口のりこさん演じる主人公・五月女恵が勤める「ダイジェスト出版」編集部のメンバーである、黒田彩子役の小林きな子さん、石岡洋平役の渋谷謙人さん、青木遥役の佐々木春香にインタビュー! 作品の魅力や撮影の裏話をお聞きしました。

「あるだろうな」と思っていたシーズン4も決定には「嬉しい!」

『ソロ活女子のススメ』は、フリーライター・朝井麻由美の同名人気のエッセイ本を連続ドラマ化。今シーズンでは、「ソロ活遊園地」や「ソロミュージアム」、「ソロせんべろ」など、これまで題材にしてきた“ソロ活”を違った視点で彫り下げるほか、新たな魅力的な“ソロ活”への挑戦、さらにはシリーズ初となる「台湾ロケ」を行うなど、さらにパワーアップしている。

――春の風物詩となっている本シリーズですが、シーズン4放送の知らせを聞いたときはどんなお気持ちでしたか?

小林:3の最終話でダーツをやっていたのですが、そのとき「次どこ行きたい」みたいな話で、台湾というのがあったので「きっとやるんだろうな」という予感はありました。でも実現して嬉しかったです。

渋谷:どこかに「ほぼあるんだろうな」という気持ちもあって。実際決定の話を聞いたときはやっぱり嬉しかったですね。

佐々木:私も二人と同じですが、やるだろうなと思いつつも、決定したことを聞いたときは嬉しさとホッとした感じでしたね。

――シーズン4ならではという部分でこだわったところはありましたか?

小林:私たちのシーンって、結構ギュッとしたスケジュールで撮るので、「こういう感じでやろう」みたいにならない(笑)。本当にあっと言う間なんです。

渋谷:もちろん準備はするのですが、どちらかと言うとその場で瞬発力的に演じることが要求されるんですよね。

佐々木:私が演じる遥はネットの雑学に詳しいキャラクターなので、とにかく台詞量が多いんです。始まる前は台本と格闘している感じですね(笑)。

――なかなかタイトなスケジュールなんですね。でもそんなスピーディな現場も3シーズン経験して慣れてきているのでは?

小林:それはありますね。すごく独特な現場の進め方。普通テストやってドライやって……みたいな感じですが、いきなり本番とかもあるので、その意味で演劇に近い感覚かもしれません。だからこそ、ずっと一緒にやっている強みは出ているかと。ライブ感はより出ていると思います。すごく楽しいですね。

渋谷:チームプレイが問われる現場なので、お馴染みのスタッフさんとキャストで3シーズンまで積み重ねてきたからこそのシーンになっていると思います。

――共演者の意外な一面はありますか?

小林:江口さんが意外とスポーツ好きなんだなと。現場で野球の話をしたり、メイク中にマラソンみたりしてますよね。

佐々木:応援している選手がいるみたいでしたよね。

小林:推しのマラソン選手がいるみたいで、メイク中に携帯でずっと応援していましたね。

渋谷:のりこさんのことを一見怖いのかもしれないと感じられる方もいらっしゃるのではと思うんですが、実際はすごく優しいんですよ。イメージと実際違うかもしれませんね。

小林:でも“のりこさん”って呼ぶよね。付き合っているのかなって雰囲気出すよね(笑)。

渋谷:先輩がのりこさんって呼んでいたので、そのままそう呼ぶようになったんですよね。これから“江口のりこさん”ってフルネームで呼びます(笑)。

佐々木:この二人は意外とあたふたしています。監督がカット掛けないとき、ずっと「何か出さなきゃ」って焦っているのが意外というか。まあ私もそこに参加しなければいけないのですが、つい見てしまう(笑)。

ソロ活することで、コミュニケーションの輪が広がる!

――実際作品に参加してソロ活の魅力はどのように感じていますか?

渋谷:ここ最近、恵さんがソロ活に行ったときのお土産を買ってきてくれて、その時の話をしてくださるんですよね。ソロ活って一人で行うことなのですが、それをすることで、みんなとコミュニケーションがとれるようになるという効果もあるんだなと思いました。

小林:それはあるよね。意外とソロ活をすることで友達の輪が広がる。会社のなかでもソロ活をすることで、円滑なコミュニケーションが取れるようになるんですよね。

渋谷:そう言いたかった! 例えば一人で焼肉屋に行ったあとって、その話を誰かにしたくなるんですよね。恵さんを見ていても明るくなってきていますよね。

佐々木:あとは一期一会じゃないですが、その場に居合わせた人との出会いとかもありますしね。人間観察ができるのも魅力ですよね。

――それぞれが演じるキャラクターについて意識していることは?

小林:先ほども言いましたが、結構撮影期間が短いので、役に入っている時間も短いんです。だからあまり自分とかけ離れたキャラクターだと思っちゃうと、辻褄が合わなくなるのかなというのが怖いので、江口さんはもちろん、渋谷さんも春香ちゃんと接するときも、なるべく役の関係性と近い感じでいます。もともと私が演じている彩子は年齢的にも自分に近いので、その辺りはやりやすいですね。

渋谷:正直、結構いろいろ考える余裕がないぐらいタイトなので、あまり演じようという意識ではないです。脚本も僕に寄せてくださっているところもあるので、石岡という役は僕の人間性と似ている部分が多いです。

佐々木:私は普段とメイクや衣装が全く違うので、そこがスイッチになっていますね。今日はどんな衣装や髪型になるんだろう……というのが毎回楽しみなんです。あとは二人と江口さんとの会話が楽しくなればいいなという思いですかね。

いつか社員旅行に行くなら…昼間はソロ活で夜に集まって!?

――それぞれ挑戦してみたいソロ活はありますか?

小林:今回のシーズン4の撮影の帰りに、上野のお店に寄ってビールを飲んだのですが、偶然その店にこのドラマの撮影が来るって聞いて、すごくテンションが上がりました。その後も3回ぐらいソロで行きました。

渋谷:僕はYouTubeで「ソロ活男子」というのをやっているのですが、この間「エアヨガ」に行きました。エステとかもやりましたね。最初は「ソロ活?」なんて思っていたのですが、実際やってみると不思議なもので、爪の手入れとかエステをすると、ちょっと自信になるんですよね。一人で行けたんだという達成感もあり……。YouTubeとは別に、昨年御殿場の方に稲刈り体験に行きました。楽しかったですよ、農家のおじいちゃんと話したりするのは、とても良かった。

佐々木:直近で言うと、夜の東京タワーに行きました。結構高いところが好きで、スクランブルスクエアとかスカイツリーには行ったことがあったのですが、大体昼間だったので。夜登ってみたら夜景がきれいなのはもちろんなのですが、一番感動したのが、土日は外を開放しているんです。東京タワーの鉄骨の立っているような感じはすごく興奮しました。

――いつか社員旅行に行きたいというコメントを出されていましたが、どこに行きたいですか?

小林:みんなで卓球がしたい。箱根とかいいかな。日中はそれぞれソロ活して、夜だけ一緒にご飯を食べたり、枕投げをしたりしたい。

渋谷:僕はフランスですかね。4で台湾に行っていますしね。個人的な意見ですが、恵さんが北欧とかヨーロッパってめちゃめちゃ似合うと思うんです。格好良さそうじゃないですか。

佐々木:私も夢は大きく海外に行きたいですね。撮影で行けるのなら最高ですよね。あとはみんなで飲みに行きたいですね。台本では「飲みに行こう!」というのはありましたが、撮影したことないので。

渋谷:フランスでも箱根でも、昼間はソロ活で、夜集まって分かち合うという旅がいいですよね。お土産持ち合って……ぜひ行きたいです!

(取材・文:磯部正和)

<第1話あらすじ>

ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中の五月女恵(江口)は、バースデーソロ活をするために初の海外、台湾へ! まずは王道、人気観光地・十分(シーフェン)でランタン飛ばしを体験。ランタンに書く願い事が思い浮かばない恵に、店員(Regina Lei)さんが言葉のプレゼントをしてくれて……!

次に向かった九フン(キュウフン)では、台湾茶を満喫。茶房の店員(アンナ・リー)さんに台湾茶や九フンの歴史について教えてもらう。そして1日目ラストは念願の……。